DAC内蔵のポータブルヘッドフォンアンプを買った

去年、イヤフォンをちょっと高いやつ(Shure SE425)に変えてからなんとなく精細感に物足りなさを感じていたので、DAC内蔵していて、ハイレゾ対応していないエントリーモデルで、コンパクトなヘッドフォンアンプでも買うかなーと思っていた。(あとできたら充電池を内蔵しているもの)

店頭でいくつか試聴してみたけれど、エントリーモデルだと思ったより音がもやっとしていたり、軽かったり、とイマイチぱっとせず、これだったら4万円ぐらいのソニーのミドルレンジの買っちゃったほうがいいかなーとか思っていたところで、CreativeのSound Blaster E3を見つけた。

他のエントリーモデルよりはクリアな好みの感じの音で、電池も内蔵しているので、入り口はこれで行ってみようと買ってみた。

まあよいものですよ。
AAC 256kbpsの音源しか聴いてないけど、高音がちゃんと出てる感じと埋もれてた音が聴こえてくる感じは内蔵のイヤフォン端子とは違ってて良いものだなーと。

もやっと聞こえていた音のもやがすこしクリアになって聴こえてくる感じ。
イヤフォンを変えた時に今まで聞こえていなかった音が聞こえてきた!とか思っていたけれど、さらにもう一段聞こえていなかった音があったんだな、という感じ。

ファイルサイズとか、外の雑音とかいろいろ折り合いをつけた上での圧縮音楽だけれど、それでも、もやっとしか聞こえていなかった聞こえてしかるべき音が聞こえるようになるのは楽しい。

もっと上があるのは店頭で視聴してわかってるんだけど、実用的な落としどころとかストレージの容量とか、自分の耳とか稼ぎとか、いろいろ折り合いをつけなければいけないことが山積みなので、今の時点ではとても満足している。


PCには普通のmicro USBケーブルでつなげられる。
OSXだと特にドライバーのインストールをすることもないのでお手軽。

iPhoneはちょっとややこしい。
USBホストケーブル(micro USB Bオス-USB Aメス)がついてくるので、これのmicroUSB側をSoundBlaster E3のUSB端子に、USB Aメス側にLightningケーブル(iPhoneに付いてくる、充電したりPCと同期するときに使うケーブル)をつなぐと使えるのだけれど、Litghtningケーブルは長いし、付属のUSBホストケーブルはごっついケーブルとごっついUSB端子でなんとも取り回しがわるい。

そんなわけで、両端がmicro USB BオスになっているUSBホストケーブルを購入し、これにLightning-microUSBの変換アダプタを取り付けることで短めの取り回しのよいケーブルを用意した。
Lightning-microUSBの変換アダプタが長いのですこし邪魔な感じは残るものの、ケーブルの重さ、取り回しの悪さはだいぶ解消されるので、これで良いのではないかと思っている。


Androidでも使えるとのことだが、使っているAndroid端末がNexus4でこの機種はUSB OTGに対応していないので試せていない。

また、Sound Blaster E3はBluetooth対応でAAC、apt-xコーデックに対応しているとのことだが、これもiPhone5cとMacBook Proで試してみたところSBCでしか接続されなかった。
まあUSBでつなぐし別にBluetoothはなくておいいや、とそれ以上は深追いしていないのだけれど、なんなんでしょうね。。


使ったものは以下の三つ

CREATIVE MEDIA Creative Sound Blaster E3 USBオーディオ/ポータブルヘッドホンアンプ ブラック SB-E-3

CREATIVE MEDIA Creative Sound Blaster E3 USBオーディオ/ポータブルヘッドホンアンプ ブラック SB-E-3

Apple Lightning - Micro USBアダプタ MD820ZM/A

Apple Lightning - Micro USBアダプタ MD820ZM/A

※「エスエスエーサービス [ OTG(ホスト機能)対応ケーブル ] microUSB(オス)-microUSB(オス) [10cm] SU2-MCH10MR」の説明書に書かれている通りホスト側をiPhone側にする必要がある