なんかすごいことだったのかも

薄ら雨の今日、地下鉄で見かけた事。

手摺にかけてあった傘を持って降りようとした人が、別の乗客に呼び止められた。なんだかよそよそしい会話の後、なぜか傘を相手に渡して降りていった。

ちらっと聞こえた会話からすると、、、
どうやら、忘れものだと思い、手すりにかかっていた傘を持って行こうとしたところ、その傘は私のだから持って行かないで、と止められた、と言うことのような感じ。

いや、そうじゃないのかもしれないけれど、そうだった、とする。

なんだか、普通に、自分の傘、とばかりに持っていく神経はすごいな。
そして、傘を手すり(長椅子の端)にかけたまま自分は長いすの中ほどに座れる、その神経もすごいな。

忘れものだからって持っていくことはと思ったんだけど、傘をほっぽって置くほうもどうかと思う。みんなそんなもんなのか？

その傘を持って行こうとした人とは同じ駅で降りた(出口も同じだった)
地上に出てみると、雨は降ってなかったが、歩き出すとすぐにぱらぱらと降ってきた。神様が、お天道様が、見ているのかもしれないが、とばっちりを食うのはなんだかね。