白い雌ライオン (創元推理文庫)

白い雌ライオン (創元推理文庫)を読み終えた。
今回も、スウェーデンで暗躍するのはロシア。ロシアは脅威だったんだな。

が、長い。盛り込みすぎだよ。「南アフリカの黒人の殺し屋」のキャラクターが先にあって、ストーリーは後付けなのかなあ。「南アフリカの黒人の殺し屋」じゃなきゃ暗殺ができない、と言うシチュエーションではないわけで。。。大まかなストーリーの流れと、個々のキャラクターが乖離している様な、居心地の悪さを感じる。

が、あの人が矛盾していればこの人も矛盾している(ヴァランダー以外ね)、そんな意外な展開があるから最後まで勢いを保って読み進められたのかな。

「面白いんだけど、なんか無理が有ったな」と言うのが感想か。

次は笑う男 (創元推理文庫)