新宿末広亭 6月上席

ちょっと遅れて1時過ぎに入ると椅子席はほぼ満席。柳家小満んの代演で柳亭小燕枝が権助提灯をやっているところ。途中からだが安心して笑える。
その後、アコーディオン漫談、三遊亭歌之介の竜馬(だっけか?)と続いて、五街道雲助四谷怪談
「どこの人が幽霊になっても『恨めしや〜』と標準語で出てくる。関西人だと〜」と関西弁の幽霊をやってみせるのが、やはり違和感のある関西弁。田舎の人を演じるときの東北弁?もきっと違うんだろうな。

和楽杜中をはさんで金原亭伯楽が猫の茶碗。あー、小説・落語協団騒動記
を書いた人だ、と。その辺の話もするのかな?と思ったけど、それは無し。

お仲入り後、さん喬に続いて三遊亭円丈の代演で川柳川柳が出てくる。前回とほぼ同じ内容で、半分ぐらいは「天下御免の極落語―平成の爆笑王による“ガーコン”的自叙伝
」の宣伝、と。いつ出した本だよ、と思うが、面白いので良い。「円楽は死んだ〜」のところで客席がしーんとしてしまったのは、土曜日ならではのノリだな、と。

その後、三味線の人が出てきたのだが、チューニングが合わず(ずっと調整していた)聞いていて変な感じ。

そして、最後は柳亭左楽明烏。なんか中だるみするな、と思いながら見る。父親が倅を連れて行ってくれ、と遊び人の二人に頼むくだりがあった様な気がしたが、いきなり二人が出てくる流れもいいな、と。


代演のことは入り口に書いてあったのに、ずーっと「これ、だれ?順番ん入れ替わってるの?」としゃべってる人がいて、ちょっと鬱陶しく。
3時前には桟敷も満席で、さすが土曜日。が、演るほうもちょっとぬるめに、分かりやすくやっている感じがしたな。