沈黙のステルス

セガール3本立ての第一弾、沈黙のステルスを見てきた。もちろんいつものシネパトス銀座なのだが映画館に行くのは久しぶり。

ステルス戦闘機が盗まれて、取り返しに行く、ってストーリーで、まあ可もなく不可もなくな出来。


冒頭、セガールは軍の施設に監禁されているのだが、なぜか周りの人に助けられて脱走する。なんでその人たちが脱走を助けたのか、なぜ監禁されていたのかの説明も無いまま始まって、不安にしてくれる。

そのミステリアスっぷりが、ああ、今回も「すごい人」なんだな、と思わせてくれるのだが、セガールらしい超人っぷりが発揮されるのは冒頭だけ。それ以降、セガールらしいアクションを全然見せてくれないので、別にセガールじゃなくても良いじゃないか!って気分になってくる。最後の対決はアクションじゃなくて空中戦だしね。。。

もう一点気になったのは、使いまわしのフッテージが多いこと。ミサイルの発射シーンなんて、3回ぐらい同じフッテージ使ってたぞ。ステルス戦闘機の映像もありものフッテージっぽかったし、SR-71にいたっては。。。
印象としては、3分の1ぐらいがストックのフッテージなのでは?ってとこ。


お金なくても工夫次第で飛行機を登場させられるんだな、って発見が最大の収穫か。