karmic koaraでNS001Uを使う、と言うかgnome-pppを使う
またubuntu絡み。そう。980円のwillcom回線です。
一括で購入したら月額180円で遅いけど使い放題なNS001Uなんだけどkarmicではgnome-pppが上手く動かなかった。
そもそも、karmicにはgnome-pppが入っておらず、追加でインストールしたところでpppdが想定しているグループがdialoutとは違うdipというグループなので接続後のpppd起動ができず、上手く連携できなかったりする。
pppdに依存しているのに連携できない状態のパッケージってどういうことなんだろう?
gnome-pppは捨て、ということなんだろうか?それとも、もうpppでネットにつなぐとか小学生まで、なんだろうか?
だからと言ってppp-configしてsudo pon/poffは負けた気がする。
gnome環境なのにpppつなぐ時だけコンソール開いてponとかするのは美しくない。
network-managerには「3Gの接続」があるのでそっちに移行しろ、ということなのかも知れないけどとにかく使えるように調整していく。
gnome-pppをインストールしてから設定を変更する
初期化に使うATコマンドがエラーになるのと、ダイアル時のATコマンドに音量調整が含まれるので、それを使用しないようにすればgnome-pppは使える
- gnome-pppの設定画面で以下を修正
- Deviceは/dev/ttyACM0
- TypeはISDN Modem
- Speedは460800
- Init stringsは全て空に
- Dial prefixはDT
ISDN Modemにすると音量調整がダイヤル時のATコマンドに含まれなくなる。が、必要なダイヤルコマンド「DT(など)」が消えてしまうのでDial prefixでDTを指定する。
その他の速度などは成り行きで適当に設定した。ベターな設定が有れば教えて欲しい。
pppdが起動できない件の対応
- vigrで/etc/groupsを開き、dipグループに常用しているユーザーのアカウントを追加する
これだけやって使えるようになった
hardyだとそのまま使えて簡単だったのにな。
もしかして3Gなんとか、で設定するようになっているんだろうか?
Jauntyでもgnome-pppがうまくいかないのでsudoしましょう、みたいなブログを見かけたけどそれはどうかなー。設定ファイルが/root以下にできちゃうしめんどくさいと思う。だからと言ってインストールする度にgroupを編集するのは面倒なのでパッケージの方でなんとかしてもらいたいけど。
あとgnome-pppだとうまく行かないからpppconfigしてsudo pon/poffしましょうというブログも(以下略
別の問題としてモデムが認識できないことも有るよう。これはmodem-managerをPPAにある新しいものに入れ替えるとよい。(自分は他の都合も有って入れ替えているのでこの件と関係しているかどうかは不明