台湾旅行 2013/3 2日目(3/26) 前編 野柳
朝ごはん
朝ごはんを食べているとシンガポールから来た人が「今日は何を見に行くんだ?」と聞いてくるので「野柳の奇岩に行こうと思ってる」と言うと「そこ、行ってきたぞ!あそこはバスで行くと良いが、バスターミナルが分かりにくいんだ」と教えてくれる。
「バスターミナルが分かりにくいの?バスターミナルって一つじゃないの?」って訝しんでいたら「路線によってターミナルが分かれたんだよ」「野柳にいくバスは新光三越の向かい側にあるガラス張りのビルだよ」と宿の人が教えてくれた。
この時点で野柳に行ったあとどうするかをまったく考えていなかったのだけれど、話の流れで淡水が面白そうだったので野柳を見終わったら淡水へバスで向かえばいいか、と考えていた。
あさごはんで出たレンブ(蓮霧)という果物。
りんごの味をさっぱりさせてシャリシャリさせたような食感なので、梨とりんごを足して2で割ったものをイメージすると良いか。
「なにこれ、初めて食べた。おいしいね」って言ってるとシンガポールから来たお客さんが「これはシンガポールにもあるよ。東南アジアではよく食べる」と言っていたので南の方の果物なのだろう。
バスターミナルへ向かう
準備をして、宿の人にもう一度バスターミナルの場所を確認してから野柳へ向かう。
バスターミナルは台北駅の西側、新光三越の向かい側にあるガラス張りの建物とのこと。
宿から台北駅は一回乗り換えであっという間。
大橋頭站→捷運民権西路站(捷運中和新蘆線)、捷運民権西路站→捷運台北車站(捷運淡水線)
台北駅は地下街が発展しているのでどの出口から出れば良いか分からなくなるけれど「新光三越」を探して地上に出た。
南側から見た台北駅
地下街は混雑しているけれど、地上はそんなこともない。ここからちょっと長い信号を待って交差点を渡るとバスターミナル。
野柳行きのバスに乗る
バスターミナルで野柳方面へのチケットを買ってどこで乗れば良いの?と聞くと「あそこの乗り場に停まっているバスだから」と言われ慌てて乗り込むとすぐに発車した。
所要時間は40、50分ぐらい。高速道路?をずんずん走るのだけれど、台北近郊だけあって基隆近くにくるまで田舎感はあまり感じなかった。
でも、エアコンの効かせ方が半端ない。外が暑いから寒く感じるのかと思ったけれど、建物と同じく、やたらと設定温度を下げているんだと思う。
2月に来たとき「ちょっと肌寒いな」と思いながらTシャツ一枚で出かけていたらダウンのジャケットを羽織った宿の人に「寒くないの?」って聞かれたことがある。街の人も大体そんな格好だった。
でも、外が暑くなると建物、乗り物は全体的に寒くなる。なのに現地の人は外を歩くときとおなじ格好で過ごしている。
日本に比べて暖かい冬にはやたらと寒そうにしていたのに、夏の冷房は平気なのか、と不思議になる。
野柳到着
バスは野柳の町中に停まるので、奇岩のある野柳地質公園までは10分ぐらい歩くことになる。
この辺りは漁業で成り立っているらしくちょっと歩くと漁船が停泊しているのだが、これが日本の漁船にそっくりで港を見ていると日本に居るように錯覚してしまう。陸側の派手な寺院や町並みは台湾そのものなのだけれど。
野柳地質公園に着く
野柳地質公園前は大きな駐車場になっていて、観光バスがたくさん停まっていた。
魚介料理の店が軒を並べていたので何人かで行く機会があれば食べに行ってみたい。
50元でチケットを買って中へ。
入ってからしばらくは植物園のようになっていて、奇岩のある海辺までは緑のトンネルの中を5分ぐらい歩くことになる。
木々の中に有名な「クレオパトラの形をした岩」のレプリカが飾られていて、そこで写真を撮っている人も居た。
「それ、レプリカなのに。。」と思うが、長い間並んで本物の前に行くよりも、形は同じだし、gんちには来たのだから実を取ってレプリカ、ということなのだろうか。
緑のトンネルを抜けると岩場の広がる半島が現れる。
海と岩場と奇岩。でもって風が強い。
有名なクレオパトラの岩とその前に並ぶ人たち。
野柳地質公園を見終わって淡水へ移動
野柳地質公園を一通り見終わって次は淡水。
どこからバスに乗れば良いか分からないのでインフォメーションに聞きに行くと「あそこのセブンイレブンの前にバスが来るよ」教えてくれる。ここも英語だった。
バスを待っていたら犬がウロウロしていた。
台湾で見る犬はだいたい放し飼い。
でもって暑いからかダラダラしている。吠えかかってくるような元気な犬は居ない。暑いからそんな気力がないのかもしれない。
バスに乗る
20分ぐらい待っているとマイクロバスがやってきたので「淡水?」と聞くと乗れ乗れ!と言うので乗り込む。
外国でバスに乗るといつも不安になるのが運賃だが、悠々カードのリーダーが付いていたので助かった。乗った距離で値段が変わるとかいわれても分からないので悠々カードが使えるととても楽。
車窓から東シナ海を望む
バスは海沿いを走った後、山の中に入り広大な墓地に寄って、淡水に向かう。
この路線(皇冠北海岸線)らしい→ http://www.crownnsa.com.tw/jp/geton.aspx
疲れていたのかバスの中ではうつらうつらしていたので写真が残っていないが1時間ちょっとで淡水に着いた。