台湾旅行 2013/3 3日目(3/27) 後編

猫空は捷運文湖線の終点、動物園駅まで行ってそこから猫空ゴンドラに乗って行く。

まずはMRTで移動する。
大橋頭站→忠孝新生站(捷運中和新蘆線)、忠孝新生站→忠孝復興站(捷運板南線)、忠孝復興站→捷運動物園站(捷運文湖線)


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松山空港への行き来で使った捷運文湖線は新交通っぽい車両で東京の「ゆりかもめ」に似ている印象。松山空港の周り以外はずっと高架なのではないだろうか。少し狭めの車内だけれど景色が良いので乗っていて楽しい。
そして、この日はたまたまなのか車掌さんのような形でおばさんが一人乗っていた。
ベビーカーの乗り降りの手伝いなどをしていたけれど、この人がとにかくよく喋る。
子連れの乗客とひとしきり話をして盛り上がり、その人が下りると今度は乗り換えを聞いたらしい他の乗客と盛り上がって、とカジュアルに乗客と話をしていた。東京だと考えられないフレンドリーさが面白い。



猫空ゴンドラの駅。
台北動物園にパンダがいるのは意外だった。パンダ外交すごい。



床がガラス張りのゴンドラとそうではないゴンドラの2種類。
ガラス張りではないゴンドラの列に並んだ。



台北101はとにかく目だつので目印になって良い。



ケーブルの先に見えているのが猫空ゴンドラの動物園駅。MRTの駅は右手の緑の建物からさらに右にある。



高いところ苦手なので、この長い道のりを見ると、どうしよう、と不安になる。



台北101の先端が雲に隠れかけていた。どれだけ高いのか。。



台北市街を見ると奥のほうに山並みが見え、盆地になっていることがわかる。
台北101は右手にあり写っていない。



台北101と指南宮
指南宮は道教の寺院で、階段がすごいらしい。
猫空ゴンドラの駅も有り、降りている人も居たが今回は寄らずに終点を目指す。



猫空駅に着いた。
うっかり駅の写真を撮りわすれていた。市街地とは違って涼しく、周りも茶畑と森ばかりで心地よい。



駅から少し歩いたところ。
前方を歩く欧米人と抜きつ抜かれつな感じだったのだけれど、結局一度も話さなかった。
斜面にある丸い建物はお墓の様だった。
沖縄のお墓は大きい建物のようになっていると聞いたことがあるが、それと同じような構造に見えた。



台北市街を臨む。やっぱり台北101が突出して高い。
右手前の山肌に建っている建物は指南宮で、猫空からは意外と距離が有るように見える。地図を見ても谷を越えなければ行けないようなので猫空ゴンドラが便利なのだろう。



猫空ゴンドラの猫空駅を臨む。



台北市がやっているお茶の資料館のような建物。
中でお茶の講習を受けているグループがいたので今度は話を聞いてみたい。



日本では桜が終わったあとだったが、山桜はきれいに咲いていた。




猫空にたくさんある茶芸館、どこに入ろうか迷っていたのだが、二階建てで景色が良さそうなお店に入った。> 猫空大茶壷茶餐庁
システム良くわからずに店に入ると案の定、中国語でわわーっと話しかけられるので「中国語わからない。英語のメニューある?」ってお願いした。
お茶とおなかがすいていたのでお茶の葉を使った料理を二品頼むと、まずお茶のセットを用意してくれた。
お茶の淹れ方を一通り説明してくれるのでとても助かる。




豆腐の料理がすごくおいしかった。
また炒飯だけど、中国茶の香りが効いていてこれもまたおいしい。



注ぎ口が二つある急須でお茶をだす。



お茶は濃くなりすぎないように急須からこのポットに移す。
パンチングメタルに乗っているのは茶盆の上でお茶を淹れるため。
茶盆はお茶を洗った時の残り湯などをそのまま流せる作りになっている。



お茶。
猫空の近くの木柵というところの新茶らしいお茶を頼んだのだが、さっぱりとしていてとてもおいしかった。
ここでは茶葉は100g分ぐらいのパックで提供される。当然、そんなには飲みきれないので、持ち帰るための筒を付けてくれる。とても合理的というか経済的。



猫空は市街地より10℃ぐらい涼しかった。
Tシャツの上にシャツを羽織っていたがそれでも寒かった。涼しいというより、寒い。


このお店で1、2時間はぼんやりしていた。
5、6人組の若者の一団が来たので、どんな風に利用するんだろう?と見ていると、持ち込みでお菓子を持ってきて、お茶だけを注文し、わいわいやっていた。どうも見ていると持ち込みに寛容な気がする。宿の近くの屋台でも別に缶ビールぐらいだったら持ち込めそうだし。。


バスも走っているようだったが本数が少ないので帰りも猫空ゴンドラに乗った。
帰りは少し風が出ていてゴンドラが揺れていたが、一度来た道なので多少は行きよりは少しは気が楽だった。