台湾旅行 2013/3 3日目(3/27) お買い物編

買い物へ

猫空ゴンドラで猫空から降りてきたのが夕方18時頃。
ここから今回台北に来たもう一つの目的でもあるCDを探しに出かけた。

まずは捷運忠孝敦化站の誠品書店(敦南店)へ。
誠品書店は本だけでなく幅広く扱っているのでしばらくぶらぶらしていた。楽しい。
ここでは滅火器のCDと「あの頃、君を追いかけた」のDVDを購入。

そこから台北站まで移動して、PCショップが入っているNOVA商場を覗いてから漢口街を経て中山堂まで歩く。
途中のCD店で四分衛のCDが手に入った。

漢口街はカメラ店が多く並んでいたので品揃えや値段を見ていたが、日本と変わらない感じ。

中山堂


中山堂はコンサートかなにかで中に入れる様子ではなかったが、ツァイ・ミンリャンがプロデュースした喫茶店が入っているらしいので次の機会に行ってみたい。

中山堂の前の広場では何人かがスケートボードをやっていた。禁止されている様でもなく危なっかしくもないのんびりした感じが面白い。

中山堂から西門方面には行かず、中華路を北へ、台北駅の方向へ歩く。
中華路と忠孝西路の交差点に残っているらしい「北門」を見るのが目的。

清の時代、台北にも台北城と言う城があり市街は城壁に囲まれていたらしい。
現在も残っている城壁の名残は門として残っている「北門」「小南門」「東門」「南門」ぐらいしか無いらしい。(「西門」は地名として残っているが城門は残っていないらしい)

北門

北門はどんなものかと言うと思っていたより小さく中央分離帯にひっそりと残っている感じだった。
小さいらしいことは知っていたがずいぶんと地味な建物で少し物足りなく感じる。



ライトアップされていないので、後ろに見えるエアコンのネオンサインの方が目立ってしまう。

NOVA商場

忠孝西路を東へ、台北駅の方向へ歩き、先ほどのPCショップが入っているNOVA商場まで戻ってきた。


1階から3階?までが電気店で、それより上のフロアは予備校とか語学学校が入っているっぽい。(台北駅南側は予備校が多いらしい)

値段はカメラ店と同じく日本と変わらないか少し安い感じだが地元のメーカーのものが多いので日本とは少し雰囲気が違って見える。

その中で面白かったのがUSB-ACアダプタ。
全体的に日本よりちょっと安い感じだがその中に少し高めのアダプタが有り、手に取ってみると日本のPSEマークがついていた。
パッケージにも「日本の安全基準を満たしている」と書かれていた。意外なところに日本の影響を見つけられた。

台北駅からは一回乗り換えで大橋頭站まで戻れる。間の駅も少ないのであっという間。
そして延三観光夜市に寄って夕食を食べた。

夕食



牡蠣のおかゆ空心菜の炒め物。
こちらの牡蠣は小振りであっさりしているが、たくさん入っているので「牡蠣を食べた」満足感はある。
空心菜の炒め物はさっと塩味がついているが日本で食べる中華料理の感覚からするとちょっと味が薄く感じる。
自分が食べた範囲の屋台は全体的に味が薄めだったように思う。また、炒め物の割に油っこくなく、さっぱりしているものが多かった。

台湾旅行 2013/3 3日目(3/27) 後編

猫空は捷運文湖線の終点、動物園駅まで行ってそこから猫空ゴンドラに乗って行く。

まずはMRTで移動する。
大橋頭站→忠孝新生站(捷運中和新蘆線)、忠孝新生站→忠孝復興站(捷運板南線)、忠孝復興站→捷運動物園站(捷運文湖線)


大きな地図で見る

松山空港への行き来で使った捷運文湖線は新交通っぽい車両で東京の「ゆりかもめ」に似ている印象。松山空港の周り以外はずっと高架なのではないだろうか。少し狭めの車内だけれど景色が良いので乗っていて楽しい。
そして、この日はたまたまなのか車掌さんのような形でおばさんが一人乗っていた。
ベビーカーの乗り降りの手伝いなどをしていたけれど、この人がとにかくよく喋る。
子連れの乗客とひとしきり話をして盛り上がり、その人が下りると今度は乗り換えを聞いたらしい他の乗客と盛り上がって、とカジュアルに乗客と話をしていた。東京だと考えられないフレンドリーさが面白い。



猫空ゴンドラの駅。
台北動物園にパンダがいるのは意外だった。パンダ外交すごい。



床がガラス張りのゴンドラとそうではないゴンドラの2種類。
ガラス張りではないゴンドラの列に並んだ。



台北101はとにかく目だつので目印になって良い。



ケーブルの先に見えているのが猫空ゴンドラの動物園駅。MRTの駅は右手の緑の建物からさらに右にある。



高いところ苦手なので、この長い道のりを見ると、どうしよう、と不安になる。



台北101の先端が雲に隠れかけていた。どれだけ高いのか。。



台北市街を見ると奥のほうに山並みが見え、盆地になっていることがわかる。
台北101は右手にあり写っていない。



台北101と指南宮
指南宮は道教の寺院で、階段がすごいらしい。
猫空ゴンドラの駅も有り、降りている人も居たが今回は寄らずに終点を目指す。



猫空駅に着いた。
うっかり駅の写真を撮りわすれていた。市街地とは違って涼しく、周りも茶畑と森ばかりで心地よい。



駅から少し歩いたところ。
前方を歩く欧米人と抜きつ抜かれつな感じだったのだけれど、結局一度も話さなかった。
斜面にある丸い建物はお墓の様だった。
沖縄のお墓は大きい建物のようになっていると聞いたことがあるが、それと同じような構造に見えた。



台北市街を臨む。やっぱり台北101が突出して高い。
右手前の山肌に建っている建物は指南宮で、猫空からは意外と距離が有るように見える。地図を見ても谷を越えなければ行けないようなので猫空ゴンドラが便利なのだろう。



猫空ゴンドラの猫空駅を臨む。



台北市がやっているお茶の資料館のような建物。
中でお茶の講習を受けているグループがいたので今度は話を聞いてみたい。



日本では桜が終わったあとだったが、山桜はきれいに咲いていた。




猫空にたくさんある茶芸館、どこに入ろうか迷っていたのだが、二階建てで景色が良さそうなお店に入った。> 猫空大茶壷茶餐庁
システム良くわからずに店に入ると案の定、中国語でわわーっと話しかけられるので「中国語わからない。英語のメニューある?」ってお願いした。
お茶とおなかがすいていたのでお茶の葉を使った料理を二品頼むと、まずお茶のセットを用意してくれた。
お茶の淹れ方を一通り説明してくれるのでとても助かる。




豆腐の料理がすごくおいしかった。
また炒飯だけど、中国茶の香りが効いていてこれもまたおいしい。



注ぎ口が二つある急須でお茶をだす。



お茶は濃くなりすぎないように急須からこのポットに移す。
パンチングメタルに乗っているのは茶盆の上でお茶を淹れるため。
茶盆はお茶を洗った時の残り湯などをそのまま流せる作りになっている。



お茶。
猫空の近くの木柵というところの新茶らしいお茶を頼んだのだが、さっぱりとしていてとてもおいしかった。
ここでは茶葉は100g分ぐらいのパックで提供される。当然、そんなには飲みきれないので、持ち帰るための筒を付けてくれる。とても合理的というか経済的。



猫空は市街地より10℃ぐらい涼しかった。
Tシャツの上にシャツを羽織っていたがそれでも寒かった。涼しいというより、寒い。


このお店で1、2時間はぼんやりしていた。
5、6人組の若者の一団が来たので、どんな風に利用するんだろう?と見ていると、持ち込みでお菓子を持ってきて、お茶だけを注文し、わいわいやっていた。どうも見ていると持ち込みに寛容な気がする。宿の近くの屋台でも別に缶ビールぐらいだったら持ち込めそうだし。。


バスも走っているようだったが本数が少ないので帰りも猫空ゴンドラに乗った。
帰りは少し風が出ていてゴンドラが揺れていたが、一度来た道なので多少は行きよりは少しは気が楽だった。

台湾旅行 2013/3 3日目(3/27) 前編

3日目の予定

3日目はもう一つの目的地、猫空へ行くことにした。

前日に宿の人とした猫空の話が面白かった。

  • 山の上なので台北市街と比べてかなり寒い。
  • 猫空にはお茶を出すお店がたくさん有って、食事も食べられる。
  • 山の中なので自然が多く、静かで夜は虫の音が聞けてとても居心地が良い。
  • でも寒い。
  • お店は朝5時までやっているから、最終電車で行って、朝までのんびりするのが良い。
  • 猫空で朝までだらだらするの最高だから!
  • っていうかなんで一人で猫空行くの!?

そりゃ一人で旅行する方がらくだからなんだけど。。

そんなわけで、夜もおもしろそうなんだけど一人で行くのはどうかという感じなので昼間に行く事にした。

朝ごはん



「これおいしい!」って言ったら「まだ食うか?」って二皿目が出てきた。

朝の散歩

まずは近所をぶらぶらしようと小さいカメラだけ持って散歩にでた。



車道を歩く人たち。



100円入れたら動く子供向けの乗り物は台湾にも有った。



パソコンの修理屋らしいが朝早くだったので営業していなかった。「とりあえずPCだったらなんでも直します」的な店は日本では見ないのでどういうシステムなのか、どれぐらいの故障まで対応してくれるのか、保障はどうなるのか、などなど気になる。



至る所にある寺院。
とにかく派手なので遠くからでもすぐ分かる。そして、どの寺院も電光掲示板でなにやらお知らせしている。日本だと考えられないけれど龍山寺なども電光掲示板で派手にお知らせしていたので台湾ではこれが普通なのだろう。



レンガ造りの渋い建物があった。



信号が変わるとまずスクーターの集団が行き、その後を車が追いかける。スクーターが幅を利かせているのが面白い。






歩道橋を渡ってみた。
道幅が広いからかこの歩道橋はずいぶんとしっかりとした作りで屋根もちゃんと付いているが朝早かったからか利用者は居なかった。
これだけ幅の広い道でもスクーターが幅を利かせている。



公衆電話は「公用電話」と書かれている。wifiのアクセスポイントにもなっているけど一度も使った事が無い。香港でも公衆電話がwifiのアクセスポイントになっていたが、こういう屋外の公衆wifiって使われているのだろうか?



ぱっと見、どういう構造になっているのかわからないビル。



北国の春」「レーザーカラオケ」だと思う。
台北では「の」が人気らしく、良く見かける。日本っぽさが売りになっているようだけどちょっとむずがゆい感じ。



「鴨血臭豆腐」と「動物病院」の組み合わせが面白かった。



スクーターが広く使われているだけあって、ヘルメットやバイク用の雨具のお店もちょいちょい見かけた。




市場のような雰囲気の食料品店街
地元の人の朝の買い物でにぎわっていた。

散歩していたらあっという間に11時になったので、宿に戻って猫空へ向かう準備をした。

台湾旅行 2013/3 2日目(3/26) 後編 淡水

淡水に着く

淡水駅前で下ろされたのでとりあえず、紅毛城へ向かうことにした。

淡水河沿いに進む


川上側には橋がかかっている。が、ここより川下側は橋はないようで、渡し舟が行き来していた。



対岸を見る。ずっと奥の方に巨大なクレーンが見えていて、港が有るのが分かる。台湾海峡はすぐそこ。



さすがに河口近くらしく、引き潮っぷりが半端ない。

紅毛城についた

南国っぽい樹木のなかに西欧のレンガ造りの建物が見え隠れするのが面白い。

入り口から砦を望む



右手にみえるのが砦




砦の中には銅像が居て当時の雰囲気を見せてくれる。が、これと言って説明はないのでどの時代の衣装なのか、など分からない。



宿舎として使用されていた建物。




中庭に砲塔に電球が埋め込まれた大砲が並んでいた。
イギリス人がこの城を使っていた当時、既に大砲は飾りになっていたらしい。



ジャスミンの花



紅毛城を建てたのはオランダ人だが、その後、イギリス人が領事館として使っていたので、室内の調度はイギリス風になっている。



売店もレンガ作りで紅毛城と雰囲気をあわせてある。

淡水駅方面に戻る


紅毛城前のバス停。





淡水のメインストリート
観光地らしく、並んでいるお店はお土産や食べ歩きが主だった。意外な事に屋台はほとんど見なかった。



名物らしい魚の団子スープをおやつに食べた。



寺院はいたるところにあってやっぱり派手。



MRT淡水駅も紅毛城に合わせたレンガ造り風味。
ここから台北市内まで40分ぐらい。途中、温泉で有名な北投を通るが、今回は立ち寄らずに台北に戻った。

台北市内に戻って夕食


宿の近くに戻ってから食べた牡蠣の焼きそば。
台湾の牡蠣は小振りなものが多くたくさん入っている。
値段も格別高いわけではないので牡蠣好きにはたまらない。


この日も歩き疲れたので宿に戻ってさっさと寝た。

台湾旅行 2013/3 2日目(3/26) 前編 野柳

朝ごはん

朝ごはんを食べているとシンガポールから来た人が「今日は何を見に行くんだ?」と聞いてくるので「野柳の奇岩に行こうと思ってる」と言うと「そこ、行ってきたぞ!あそこはバスで行くと良いが、バスターミナルが分かりにくいんだ」と教えてくれる。
「バスターミナルが分かりにくいの?バスターミナルって一つじゃないの?」って訝しんでいたら「路線によってターミナルが分かれたんだよ」「野柳にいくバスは新光三越の向かい側にあるガラス張りのビルだよ」と宿の人が教えてくれた。
この時点で野柳に行ったあとどうするかをまったく考えていなかったのだけれど、話の流れで淡水が面白そうだったので野柳を見終わったら淡水へバスで向かえばいいか、と考えていた。


あさごはんで出たレンブ(蓮霧)という果物。
りんごの味をさっぱりさせてシャリシャリさせたような食感なので、梨とりんごを足して2で割ったものをイメージすると良いか。
「なにこれ、初めて食べた。おいしいね」って言ってるとシンガポールから来たお客さんが「これはシンガポールにもあるよ。東南アジアではよく食べる」と言っていたので南の方の果物なのだろう。

バスターミナルへ向かう

準備をして、宿の人にもう一度バスターミナルの場所を確認してから野柳へ向かう。
バスターミナルは台北駅の西側、新光三越の向かい側にあるガラス張りの建物とのこと。

宿から台北駅は一回乗り換えであっという間。
大橋頭站→捷運民権西路站(捷運中和新蘆線)、捷運民権西路站→捷運台北車站(捷運淡水線)
台北駅は地下街が発展しているのでどの出口から出れば良いか分からなくなるけれど「新光三越」を探して地上に出た。


南側から見た台北


地下街は混雑しているけれど、地上はそんなこともない。ここからちょっと長い信号を待って交差点を渡るとバスターミナル。

野柳行きのバスに乗る

バスターミナルで野柳方面へのチケットを買ってどこで乗れば良いの?と聞くと「あそこの乗り場に停まっているバスだから」と言われ慌てて乗り込むとすぐに発車した。
所要時間は40、50分ぐらい。高速道路?をずんずん走るのだけれど、台北近郊だけあって基隆近くにくるまで田舎感はあまり感じなかった。
でも、エアコンの効かせ方が半端ない。外が暑いから寒く感じるのかと思ったけれど、建物と同じく、やたらと設定温度を下げているんだと思う。
2月に来たとき「ちょっと肌寒いな」と思いながらTシャツ一枚で出かけていたらダウンのジャケットを羽織った宿の人に「寒くないの?」って聞かれたことがある。街の人も大体そんな格好だった。
でも、外が暑くなると建物、乗り物は全体的に寒くなる。なのに現地の人は外を歩くときとおなじ格好で過ごしている。
日本に比べて暖かい冬にはやたらと寒そうにしていたのに、夏の冷房は平気なのか、と不思議になる。


大きな地図で見る


バスに備え付けられていた「撃破装置」


バスのフロントガラスにAngry Birdsがいた

野柳到着

バスは野柳の町中に停まるので、奇岩のある野柳地質公園までは10分ぐらい歩くことになる。
この辺りは漁業で成り立っているらしくちょっと歩くと漁船が停泊しているのだが、これが日本の漁船にそっくりで港を見ていると日本に居るように錯覚してしまう。陸側の派手な寺院や町並みは台湾そのものなのだけれど。



日本の漁港と言われても納得しそうな風景。


でも港の陸側を見ると派手な寺院があるので「ああ、ここは台湾だ」と思い出すことになる。

野柳地質公園に着く


野柳地質公園前は大きな駐車場になっていて、観光バスがたくさん停まっていた。
魚介料理の店が軒を並べていたので何人かで行く機会があれば食べに行ってみたい。

50元でチケットを買って中へ。
入ってからしばらくは植物園のようになっていて、奇岩のある海辺までは緑のトンネルの中を5分ぐらい歩くことになる。
木々の中に有名な「クレオパトラの形をした岩」のレプリカが飾られていて、そこで写真を撮っている人も居た。
「それ、レプリカなのに。。」と思うが、長い間並んで本物の前に行くよりも、形は同じだし、gんちには来たのだから実を取ってレプリカ、ということなのだろうか。


緑のトンネルを抜けると岩場の広がる半島が現れる。
海と岩場と奇岩。でもって風が強い。


比較的早い時間に来たが、意外と混んでいた。






海の際の岩には今も波が打ち寄せている。




少し陸側の岩には植物が生えている。


有名なクレオパトラの岩とその前に並ぶ人たち。




半島の先に行くと地層が見られた。


岩に触ろうとすると監視しているおじさんに怒られる。


波にさらわれることがあるからか、急な斜面になっているからか、海には近づくなとの警告。


奇岩がどうやってできたかの説明。


釈迦頭らしい実がなっていた。パイナップルに見た目が似ている。

野柳地質公園を見終わって淡水へ移動

野柳地質公園を一通り見終わって次は淡水。
どこからバスに乗れば良いか分からないのでインフォメーションに聞きに行くと「あそこのセブンイレブンの前にバスが来るよ」教えてくれる。ここも英語だった。


バスを待っていたら犬がウロウロしていた。
台湾で見る犬はだいたい放し飼い。
でもって暑いからかダラダラしている。吠えかかってくるような元気な犬は居ない。暑いからそんな気力がないのかもしれない。

バスに乗る

20分ぐらい待っているとマイクロバスがやってきたので「淡水?」と聞くと乗れ乗れ!と言うので乗り込む。
外国でバスに乗るといつも不安になるのが運賃だが、悠々カードのリーダーが付いていたので助かった。乗った距離で値段が変わるとかいわれても分からないので悠々カードが使えるととても楽。


車窓から東シナ海を望む


バスは海沿いを走った後、山の中に入り広大な墓地に寄って、淡水に向かう。
この路線(皇冠北海岸線)らしい→ http://www.crownnsa.com.tw/jp/geton.aspx


疲れていたのかバスの中ではうつらうつらしていたので写真が残っていないが1時間ちょっとで淡水に着いた。

台湾旅行 2013/3 1日目(3/25)

2013/3に5日間の台湾旅行に行ってきた
今回も台北が拠点で、野柳から淡水を回ったほかに猫空へ行ったのが遠出らしい遠出。
他はいつも通りMRTに乗ってで街中をうろうろしていた。

  • 3/25 移動日
  • 3/26 野柳と淡水
  • 3/27 猫空から誠品書店敦南店に寄って台北駅周辺
  • 3/28 午前中に迪化街、午後に台北數位藝術中心、台北當代藝術館、電気街
  • 3/29 移動日

1日目 移動

羽田空港は雨だった。
飛んでしまうと富士山もきれいに見られるし揺れもせず快適に過ごせるのでなんの問題もないんだけど、雲の上に出るまではちょっと落ち着かない気分。滑走始めたところで窓を流れる雨粒はとてもきれいだけれど、やはり不安。


羽田空港

富士山


雲の輪の中に突き出ていてきれいだった。

機内食


普通に食べられるっていうと変だけれど、良い方なのじゃないかと思う。残さなかったし。

松山空港へ着陸態勢に入ると「ここからは写真を撮っちゃダメです」と言われる。でも街中へ降りて行くので景色は面白い。いつか撮りたい。
松山空港には軍用の輸送機が駐機しているので、難しいと思うけれども。

松山空港に到着してプリペイドSIMの購入

曇り空の松山空港に着いて、まずは両替とプリペイドSIMの購入。
両替は荷物をピックアップして外に出る前に二社窓口があり、いつもどっちがいいか迷ってしまう。
レート見ているうちにわけがわからなくなってしまって、人の流れが途絶えた方に行ってしまうのが最近のパターン。
その後、中華電信のカウンターでiPad mini用にnano SIM1枚とスマフォ用に通常サイズのSIMを1枚購入。少なくとも英語は通じるのでなんとかなる。
(それぞれにデータ定額を7日分つけてもらって300NTDと400NTD)
iPad mini用は通話できないタイプ

松山空港から宿までMRTで移動


MRT入り口

まずは券売機で悠々カードに200元チャージした。日本円で700円弱だが運賃が安いので案外なんとかなる。

時間帯が時間帯なのでMRTは少し混んでいたが「帰ってきた」感じが心地よい。
松山機場站→忠孝復興站(捷運文湖線)、忠孝復興站→忠孝新生站(捷運板南線)、忠孝新生站→大橋頭站(捷運中和新蘆線)の乗り換えにも慣れてきた。

大きな地図で見る

宿

宿は2012年2月に泊まったMudan House
前回と同じ3階の部屋に案内され、一息ついてから近所の夜市へ夕食へ。

夕食



屋台で食べた夕食。
炒飯と川七という野菜の炒め物(沙茶という醤油の様なもので味付けされている)



宿の近くにある夜市(延三観光夜市)

夜市と言っても車道に屋台が連なる「夜市」とは少し雰囲気が違っている。
屋台を歩道に展開している店もあれば、店を構えて営業している店もあり、夜市としてよりも地元の人の生活が優先されている。
調理場は屋台で、食事するテーブルは建物の中、という形態のお店なんかも有っておもしろい。
食べにきているのは地元の人が多く、観光客、ましてや日本人を見かけたことはない。

ちなみに、店を構えて営業している食堂は伝票に食べたいものを記入してお店の人に渡すと作ってくれるシステムの店がほとんどのよう。
伝票がメニュー代わりになっているので言葉がわからなくてもなんとかなる。


伝票/注文票(2012/2に撮影)

夜市

ちなみに延三観光夜市の北側はバイク店街になっていて壮観。

バイク店が連なっている


店頭に並ぶスクーターと寺院

宿に戻ってからの駄話

夕食を食べて宿に戻ってロビーに居た宿の人にお土産のチョコレートを渡して話していると、PCを使いにきたシンガポールからのカップルも加わってしばらく話をしていた。
人が人を呼ぶのか、長期滞在中の韓国人やマレーシアから自転車の見本市にやってきたおじさんも加わって、台北に着いた初日からにぎやかだった。

ロビーに大きなダンボール箱が置かれていてなんだろう?と思っていたらマレーシアからのおじさんが自転車の見本市で買った自転車だった。「国で買うよりずっと安いんだ!」って嬉しそうに言っていた。ちなみにGIANTのクロスバイクらしかった。
わざわざマレーシアに買って帰るって言うので「自転車関係の仕事してるの?」って聞いたら「子供の頃から好きなんだ。それだけだよ。」と言っていて、おもしろい人もいるものだなあ、と思った。飛行機の預け入れ料金もそれなりにかかると思うし。

シンガポールからのカップルは、台北から日本に飛んで関西をまわってから福岡に行き、フェリーで釜山へ渡って韓国をまわるらしく、自分と韓国からのお客さんに「大阪で桜は見られる?」「ソウルは何日ぐらいがいい?」と情報交換をしていた。

ホステルに泊まるとこうやって宿の人、宿泊客同士で情報交換ができるのが楽しい。


話が盛り上がって宿の人が「何か食べよう。ビール飲む?」って言って宿の人が買い出しに出て行った。買ってきたのは揚げものの盛り合わせ。
豆腐、鶏肉、ピータンとインゲンで、ピリ辛の味付け。奥のきな粉がかかったものは甘い揚げ餅。

ピータンの揚げ物は食べてもなにだか分からなかった。
宿の人がにやにやしながら「これ、なにか分かる?」って言ってすすめてくるから食べてみたけれどなんだかわからなかった。
「豆腐?」「なんか日本にこんなの有るけど英語でなんて言うのか分からない。魚を擂り身にしたやつ?」とか言ってたけど全部ハズレ。
匂いは独特だけど意外とおいしい。

あと豆腐は普通に豆腐だったが、匂いが少し違っていた。もしかしたら臭豆腐だったのかもしれない。ピータンの揚げ物に気を取られていて聞き忘れていた。

(株)貧困大国アメリカ

アメリカに興味が無くなったのってこういうことだなあ、と思いながら読んでいたのだけれど、いくつか面白い話があった。
ひとつは「地産地消が望み」と言う話。サンフランシスコのファーマーズマーケットなんかはまさにそうだった。「スケールすることで効率を上げる」とは逆の方向なのでその仕組みを回せるのはある程度の収入が有る人達に限るのかもしれない。けれどそれは都市での話。生産地と消費する都市が近くなればその状況は変わるのかもしれない。
もうひとつは、不良債権を安く買い取って、取り立てる代わりに帳消しにする動きの話。ネグリの「叛逆」に「債務者たちが債務を支払わないという信念と勇気を手に入れるかもしれない」と書かれていた。「そんなことは(合法的には)無理だろう」と思っていたが、債務もまた商品になっている今ならできるんだなこれが。面白い。

叛逆 マルチチュードの民主主義宣言 (NHKブックス)

叛逆 マルチチュードの民主主義宣言 (NHKブックス)